せみのなる木 [くま散歩]
今日は朝から佐倉の国立歴史博物館へ。
展示が多すぎて一回で全部回れない(第5展示室まで順路に沿ってまわると約4km歩くことになるそうです)ので、最近ちょくちょく通ってます。それに今は今は『百鬼夜行の世界-百鬼夜行絵巻の系譜-』の特別展示やってますし。(~8/30)
百鬼夜行・・・これとっても面白い展示なんですが、今回はそれはちょっと置いといて別の記事^^;。
虫が嫌いな人はごめんなさい^^;
ここは佐倉城址公園の中にあって、春はとても桜が綺麗な花見のできる場所です。博物館横にもちょっとした広場があって、桜の木があるのですが、この時期の主役はセミです。地面のあちこちにはセミの這い出したあとの穴穴穴・・・。
ちょっと見上げるとにセミの抜け殻が、こんなにたわわにぶら下がっています。
本当はこんなときに使う言葉ではないですが、「たわわ」です。
自分の田舎だってここに負けないくらい木があって、セミも鳴いていますが、こんなにまとまってくっついているセミの抜け殻って初めて見ました。
さて、下の写真。心霊写真ではありませんが、いくつセミの抜け殻が写っていると思います?縮小したからわかりにくくなりましたが、はっきり見えるのだけで10個。
ほとんどがアブラゼミ↓の抜け殻かと思います。
そうそう、セミの幼虫って食べるらしいですね。あ、セミに限らず、昆虫食関係の本も出ているようですしね。
いえいえ、自分は遠慮しますけどね。セミの幼虫なんか網で焼いたり油で揚げて食べるらしくて、種類によって味が違うらしいですよ^^;
◇ ◇ ◇
ところでセミの幼虫の呼び名。自分の田舎(青森)じゃ「ベコ」って言ってました(牛もベコっていうんだけどね)けど。ちょっと調べたら、全国ばらばらで本当の標準となる名前がわからない。地域であまりにも違いすぎるし、その地域の中でもまたかなり違うんですよ。ちょっとひろってみると・・・
北海道:モズ、ガニ、ドンコ
岩手県:ノコノコ、オヤオヤコ
新潟県:ウマウマ、ダイミョウ、モズ、ジージーマンマ
群馬県:ワンニャコ、ヤットコセイ
東京都:アナゼミ、セミウマ
愛知県:ゴットウ、モングリ、ドンゴロ
大阪府:ウンゴロ、ゴンゴ
兵庫県:ドンザル、ダンゴ
広島県:ムデゴ、ガーゴージー、イングリモチ
沖縄県:モーモー、アササー
などなど・・・あまりにも違いすぎるでしょう?どうなってんですかね??
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