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アイアン・スカイ(iron sky) [映画・テレビ・漫画]

2018年月面ナチスが地球を襲撃する。

In 1945 the Natiz went to the Moon.
第二次大戦で敗北したはずのナチスは、実は密かに月へ逃れていた。彼らは月の裏側に秘密基地を構築して、着々と反撃の準備を進めていたのだ。そして70年の月日が流れた2018年、ついにナチスの地球への大攻勢が始まる。地球に迫るのはツェッペリン飛行船型の宇宙母船と円盤型攻撃機。

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こんな大胆な設定が話題となり、ベルリン国際映画祭でプレミア上映もされた。こんなナチスの映画にドイツが絡んでいいの@@;?ってくらいの破天荒ぶり。そうそう、ドイツ、フィンランド、オーストリアの合作で、ハリウッドじゃないんですよね。なんか素敵じゃないですか。

この映画の製作費7億5000万円の中の約1億円は、カンパだというし。製作費が足りなくなり映画の設定とストーリーと冒頭4分間の動画をネットに公開し、続きを観たい人はカンパして!とネットなどで募ったところ、この約1億円ものお金が集まったそう。みんな好きだな[わーい(嬉しい顔)]。この辺の話は監督のインタビュー記事がこちらにあるので面白いですよ。

こんなすんごい設定とストーリー「アイアン・スカイ」を、初日1回目上映で観てきました。これは期待した通りの映画ですごく楽しかった♪もう大まじめにこんなにおばかなことをやってくれるのって大好きですよ[ぴかぴか(新しい)]。ナチスヒロインのレナーテ役には、ドイツ人のユリア・ディーツェという美人さん。ドイツ人らしくて可愛くてキレイな人です。

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うずうずするけどこれ以上のネタバレはやめましょう^^。映画の予告編を観てもらうと、破天荒ぶりの一角が見えてくると思います。月面を疾走するドイツ軍のサイドカー付きの軍用バイク。もうこれ見ただけで自分の中でこれは合格!おバカすぎ。

楽しめるのは、映画の中にパロディがたくさん詰め込まれているのと皮肉もたっぷり。一番の皮肉シーンではないかと思うのが、にわかに信じられない月面ナチス襲来時に、円盤型攻撃機がどこの国のものかと国際会議の席上で討論されるシーン。

居合わす各国代表がウチのではないと否定する中、北朝鮮代表が「あれは我が国の船だ、親愛なる将軍様自らが設計したものだ。」と発言。これに各国代表が大笑いするシーンがこれ↓。あ~楽しい。

ちなみに、話題沸騰のこのアイアン・スカイは、前日譚や続編のプロジェクトがすでに始まっているそうで、続編についても、同じような資金調達で製作される予定とのこと。楽しみですねぇ。どんな話になるんだろうな。

日本でもフィンランド映画祭2012のオープニングで上映されて大盛況でだった作品。これはオススメですよ♪ぜひスクリーンで。あ、でもこの映画PG-12指定です。そんなシーンあったかな??あ~あると言えばあるか。まぁ、PG-12外すためにカットしたらつまらなくなるだろうし。いいじゃない。


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Terry

面白そうですねえ。暇なんですよ、見に行ってみようかなあ。
by Terry (2012-10-03 17:29) 

そーすけ

☆Terryさん。
しっかり養生してくださいねー。
まぁ、適度な刺激のために、こんな映画もいいと思いますよ。
90分気持ちよく笑えます。
ハイル!(^o^)/じゃなかったお大事に!
by そーすけ (2012-10-03 19:56) 

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