関ヶ原の合戦、開戦地へ [くま旅百景]
島津義弘陣地を離れて、次は関ヶ原開戦の地へ。道なりに200mちょっとでしょうか。この辺はほぼ平地だし、道も舗装されているので移動は楽。
ここは見通しが良くて遠くからも「開戦地」ののぼり旗が見えるのでわかりやすいです。
開戦地の少し手前を奥に入ったところに、小西行長の陣地跡があります。旗が見えた途端に、スカッと忘れてしまいがちなので注意です。自分もすっかり忘れましたっだから写真はありません
小西行長は洗礼名を持つキリシタン大名で肥後宇土城主。関ヶ原合戦では西軍の一翼として奮戦。ですが、キリシタンであるがため、敗戦後も切腹はしなかった、いやできなかった。
さて、小西さんをすっかりわすれて、のぼり旗を過ぎると開戦地の記念碑と説明ボード。
朝霧が薄くなったの見計らった松平、井伊隊が、先峰の福島隊の脇を物見のためと称して通り抜け、西軍宇喜多隊の前へ進出して鉄砲を撃ちかけた。出し抜かれたことに怒った福島正則も、宇喜多隊や小西隊に向けて射撃を開始。というのがこの場所といわれています。実際の開戦地はこの記念碑より300メートル南のようで、土地の整備によって移動されているようです。
しかしながら、この周辺ということで許容範囲ではないでしょうか。それに、周辺は今は田んぼで遮るものがない、当時のままの地形であることを思えば、実際にこの地を武将や兵士が駆け回った同じ土の上に立ってると思うと感慨深いものがあります。実際その現地へ行ってみるっていうのは、こんな何とも言えない気持ちがこみ上げてくるのがたまらないもんです。これって学んだだけでは体験できない貴重な経験だと思っています。
このあたりはこのように開けているので、駐車スペースはあります。
この時期(11月中旬)開戦地前はススキ野原が見事な景色になってました。1600年前にタイムスリップできそう。勝手に自分の世界に浸ってご満悦にひととき。ほぇぇぇ~
次は最初に鉄砲撃ちかけられ、大奮戦した宇喜多陣地へ参る。
2018-02-26 17:48
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