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ブタのヒヅメ大作戦 [映画・テレビ・漫画]

新しいテレビに変えてから初めて観てみました。いやぁ大画面で観る「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」はいいねぇ。1998年劇場公開の第6作目の映画。このころの作品からオトナも意識した路線が定着したんではないですかね。

hitorijozu.jpg国連直属の秘密組織であるSML(義のLOVE)のエージェント、コードネーム:お色気(ヒロイン)は、悪の秘密結社ブタのヒヅメの飛行船に潜入し秘密兵器に関する重要なディスクを奪ったが、逃走中に発見され飛行船から東京湾に脱出。

お色気は、東京湾上で大宴会を催していたふたば幼稚園の先生と園児たちの屋形船に逃げこむが、追ってきた飛行船に船ごと吊り上げられ、逃げ遅れたお色気としんちゃんたちがさらわれてしまう。

屋形船で、まつざか先生が「ひとり上手」を熱唱してみんがが引いてしまう・・・なんていう場面もあったり、他の場面では作者自ら登場して「大都会」を歌ったり(笑)。(臼井さん亡くなってしまったのはつくづく残念。)

gezai.jpg救出に向かったSMLの別のエージェント、コードネーム:筋肉とひろしとみさえたちは、苦難の末なんとかブタのヒヅメの秘密基地の潜入に成功。その間ブタのヒヅメは、奪われたディスクの奪回に成功し、着々と世界征服の準備を進めていた。筋肉とひろしとみさえたちも、捕まっていいたお色気としんちゃんたちと合流して、ブタのヒヅメの悪だくみを阻止すべく対決する。hero.jpg

ブタのヒヅメの悪だくみとは、意思を持った高度なコンピューターウイルスをばらまき、世界中を大混乱に陥れることが目的。そのために開発されたコンピューターウイルスの姿は、なんとぶりぶりざえもん。ついにぶりぶりさえもんと生みの親しんちゃんの対決が・・・

nozoki.jpgぶりぶりざえもんの声優、故・塩沢兼人さんが、「この映画は自分の映画」と言わしめた理由がここにあるのですね。救いのヒーローぶりぶりざえもん! 劇中で語られる「ぶりぶりざえもんの冒険」ではわかりやすい大活躍。大笑いしてそして最後にほろっとさせられるこの作品は大好き。

塩沢さんは残念ながら亡くなり、それ以来ぶりぶりざえもんが登場しても、誰も声をあてることはありません(2010年からTVシリーズに出るぶりぶりざえもんは、声がでているようですね。自分はみていませんけど。)。ご本人もとても気に入ってらしたということですし、ぶりぶりざえもんは塩沢さんなんでしょうね。ちょっと残念ですけど。

この最後の場面、この絵で泣かされるとは思ってもみませんでしたねぇ。

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この映画が6作目。このあと9、10作目に名作と呼ばれるオトナ帝国と、実写映画化された戦国大合戦(BALLAD―名もなき恋のうた―)が続きます。

そうそう、この映画のヒロイン、SMLのお色気の声は三石琴乃さん。ヱヴァンゲリヲンの葛城ミサト、古くはセーラームーンの月野うさぎ、そしてNHKのむしむし大行進なんてのもやってましたね。コメディからシリアスからなんでもこなせるってイメージで好きな人なんですよね。この声も当たりでした。

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ちなみに今年のしんちゃん映画は「黄金のスパイ大作戦」。キャッチが「父ちゃん母ちゃん。実はオラ、スパイです。」なんかすごい・・・観に行かなきゃ。野原しんのすけはスパイなわけで。

イメージ:(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2010

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