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いきなり会津若松 [くま旅百景]

例年GWは遠くには行かないのですが、今年は宿とチケットが取れてしまったので会津若松へ一泊行ってきました。すっかり休み気分なんか抜けてしまうくらい、今回も遅い記事になりましたが良かったら読んでやってください^^;

震災と原発事故の影響で福島と言うだけで、キャンセルが相次いでいるとか。旅行開始6日前にホテルの空きを確認>ほんとに空いてた。列車の指定席を確認>これも連席で確保できた。> GO!

私青森県出身なのですが、福島は行ったことがなくて、でも会津は是非行ってみたいと思っていました。新幹線より時間はかかりますけど、気軽に東武電車に乗っていけるので東北とは言っても感覚的には近い感じがします。

北千住から東武特急スペーシアで鬼怒川温泉まで行って、そこから会津鉄道に乗り換えてしばら~くを走ると会津若松駅に到着。会津鉄道の列車はこんなかわいい赤い電車の2両編成でした。ボディには赤べこのあかべぇ。震災後ですからがんばろう福島のラッピングも。

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会津若松駅は賑やかでした。この会津鉄道線とJR線が入ってて電車も賑やか。ここは磐越西線のSLも発着するので、時間が合えばSLも見られます(帰るときにちょうど見られましたがそれはまた後ほど)。これはJRのあいづライナー、旧国鉄特急車両の懐かしい顔ですねー。

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改札は赤いあいづライナーを模したデザインでなんかかわいい。赤べこあかべぇ。JR九州の赤色とはまた別の赤色ですよ。

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会津若松駅~さすがに観光地の駅ですね。駅前も広くて立派な駅舎。手前の像は白虎隊士、奥の駅の入口にあるのは巨大赤べこ。大きいのに首がぐるんぐるん揺れます。

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市内を周回するレトロ調ボンネットバスのハイカラさん号。駅を起終点として、七日町→鶴ケ城→飯盛山と回ります。便数は少ないですが逆周りのあかべぇ号もあります。運賃は200円均一。1日乗り放題のフリー乗車券は500円で、あかべぇ号にも乗れます。3回乗ったら元が取れるのでこのほうがお得ですね。

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akabebus.jpgそうそう、このハイカラさん号、残念なことに狭いし、車両のクッションは固いし、乗り心地はお世辞にも良いとは言えませんでした。まぁ、そういうところもレトロ調ということですかね。これに乗ってまずは鶴ケ城へ~。

ちなみにこっち(←)のあかべぇ号は、普通の小型のタウンバスなので快適です。車両が新しいせいもあるんでしょうけどね。

 

 

 

 

でもその前にどうしても1つ気になっていたところ。一つ手前の北出丸大通りで下車。

ここは、戊辰戦争終結の地ということで、会津藩の降伏調印式が行われた所。天皇に忠誠を誓って幕末を駆け抜けたはずが、逆賊の汚名を着せられての降伏調印式なのですから、さぞや悔しかったことでしょうね。

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上の写真の右に立てられている説明が下の写真です。調印式の模様が描かれた絵で様子がわかります。城前の路上、錦旗のもと右のほうでふんぞり返ってる新政府軍に対して、降伏調印に臨む松平容保公らの会津の面々。

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当時はもとより、この屈辱的な扱いは100年以上経っても簡単には拭えないほどの確執が残る1つの大きな理由かと思います。この説明もあくまで西軍。官軍という言葉は出てきません。

会津藩家老の西郷頼母邸跡もこのすぐ近く。幼児を含めて一族21人の自決の悲劇の地もこのすぐ近くだったんですね。

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周遊バス、ハイカラさんとあかべぇについてはこちら → 会津若松観光物産協会
他のバス情報はこちら → 会津バス


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