水戸岡鋭治の大鉄道時代展 [くま散歩]
工業デザイナーの水戸岡鋭治さんを知るのは、3年前初めて九州に旅行した際に乗ったJR九州の鉄道車両から。外見も内装もユニークで斬新で、こんなインパクトのある車両が走っているのは見たことがなかった。内装にふんだんに使われている木材。見た目も使用感も暖かくて柔らかくて、鉄道での移動時間が楽しくなった。さすがに九州は南の土地柄なのか、関東東北圏とは感覚や器量が違うもんだなぁと思ったもんです。でもそれは多分事実だろうなぁ。九州はJR以外の鉄道もユニークなのが多いと思う。
九州新幹線の開通が近くなって新車両のデザインが脚光を浴びたこともあって、その頃から水戸岡さんはメディアへの露出が増えてきた。そのおかげで興味が尽きることなく、新デザインの車両が走るとなると、乗り鉄計画を考えたりしてるわなんです^^;
そんな中待ってました!こんな展示会が東京で開かれることを知って楽しみにしていたわけで。しかも無料とは嬉しい限り。 規模の大きな同様の展示会が今夏九州で開催済みで、その後規模を縮小して東京開催となったみたいです♪規模が小さくても見られるだけで嬉しい。有料でも行ったよ自分♪。
さて久々と言うか、いったいン十年ぶりではないかという六本木。ちょっとだけ迷って会場に到着^^;
会場は4FとB1Fでメインは4Fです。B1Fはパネル展示と出演TV番組の上映です。こちらは4F展示場の入り口。わくわくです♪
入ってすぐに、新幹線つばめ車両座席が。つばめに使われているシートは車両ごとにデザインが違うんですよ。革張りだったり布だったり。初めてつばめに乗ったときは、東海道新幹線や東北新幹線ばかり乗ってる自分には衝撃でしたねー。プレゼン資料も多数展示されていて、九州のJR乗ったことがある人には特に嬉しい楽しいものばかり♪鉄道に乗るのは、旅の重要な一部ですからね^^。
決して広くない会場ですが、自分が見ようと思う数だけ対象が増えるような展示。細かい部分もできるだけみてみる。
JR九州豊肥本線観光特急「あそぼ~い」のキャラクターの「クロ」。すぐ上の右写真は、その特急車両内にあるシート。子どもと一緒に旅するのが目的で、とても楽しそうでしょう♪その車内にはこどもが遊ぶスペースも設けられているようです。
すぐ上の写真のTAMAは、猫の「たま」が貴志駅のスーパー駅長を務めることで有名な、和歌山電鐵のたま電車のデザインキャラクター。なんという可愛さ、これも水戸岡さんのデザイン。和歌山鐵道ではこの他にも、おもちゃ電車(おもでん)やいちご電車も相次いで運行中♪がんばれローカル鐵道♪
入り口でグッズなども販売していて、そこでちょっと高いけど思い切ってデザイン本を買ってしまいました^^;この展示でもパネル展示していた、プレゼンの時の資料だと思うんですがきれいなデザイン画もたくさん載っている。これは絶対欲しいと久々にビリッときたもんでね。
企画/プレゼン用の資料でもあるので、中はこんな細かいのもあって、眺めてるだけでわくわくです。資料集みたいなこんな本は好きです。
B1F会場で上映していたのはこれだったかもしれない。途中ちょっと観てましたが、プロの仕事ですねぇ。面白いです。4F販売コーナーにもありました。展示は10/23まで。会期は今週末まで。六本木じゃなかったら通いくらいですけどね、都心歩くとストレスたまりますなぁ(笑)。
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こっちも当然欲しいですねぇ^^;
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