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気仙沼で。歩く!食べる! [くま旅百景]

昼だし、食べる気まんまんなのに~

天気がどんどん怪しくなって雨がポツポツ。。。

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前回の続き8/12)
駅から歩いていけない距離じゃないけど、荷物もあるし気仙沼駅前からバスで港近くの宿へ。明治28年から大鍋屋の看板を揚げてる歴史もある旅館。港にも復興商店街にも近くて便利なロケーションです。

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今回は写真奥の新館へ宿泊。下の写真は翌日撮ったので快晴ですけど、どんより天気。チェックイン時刻前だったので荷物だけ預けるつもりが、部屋に上げていただいたのでお茶して一休みできて嬉しかった。

このへんはもちろん震災の時に津波で壊滅的な被害があった地域。旅館のホームページにも震災の記憶として書かれている記事があります。

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雨は少し降ってるけど、一休みしたらお昼食べながらの周辺散歩に出てみることに。まぁ本日メインは夜の飲み食いが目的なんだけどね。

ここは震災の際に津波で甚大な被害がったところ。頭ではわかってるつもりが、実際に目の前にある景色を見ると見ないのでは全然違う。なんかがつんっと殴られた感があります。瓦礫こそなく街はきれいに見えますが、雨ざらしになっている地面に残った建物の床・土台・基礎部分が悲しいです。

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きれいに残っているように見える建物でも、よく見ると1階部分がだるま落としのように無くなってたり。もう人が住んでいなかったり、営業していないと思われる建物も見られます。

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港に面する港ふれあい公園脇を通る道路。内湾商店街。商店街としては寂しくなっています。道路端の折れ曲がったままの標識は、かつて観光さん橋駐車場や魚市場への案内表示でした。

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少し小高い五十鈴神社下の東浜街道から見た港方面。古い町並みがあったようですが、震災で失われました。なにもありません。

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港ふれあい公園から、宿の大鍋屋さんを見たもの。港から道路を挟んですぐの距離。

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港近くにある復興商店街の一つ、南町紫市場の仮設店舗。壁面は気仙沼のゆるキャラ「ホヤぼーや」の顔。

気仙沼市観光キャラクター「海の子 ホヤぼーや」。三陸特産のホヤがモチーフ。サンマの剣にホタテのベルト、サメ皮のマントを身にまとい、気仙沼の食と観光のPRに毎日がんばってます。

お昼はここの中にあるお店で迷ったけど、美味しく冷やしラーメンをいただきました。

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震災の跡にカメラを向けるのをためらっていたんですが、地元で会うみなさんがみんな明るくて、「見ていってください。」とも言われるし、今回は結構写真も撮りましたのでブログにも載せます。(5月に福島いわきへ行った時は、とてもカメラを向けられない気持ちでしたけど。)

さて、さすがに歩き疲れて、早めにメインイベントの飲み食いです♪
酒だ!魚だ!ナマモノだ!

現地でも有名(?)なおすすめ店と言われる居酒屋「ぴんぽん」に17時頃に入店。すでに多くの人がいて(もう、みんなのんべぇなんだからw)、早く来たのは大正解です。

ここも震災で営業できなくなりましたが見事に復活されて、相変わらずの超人気店のようです。気仙沼では、多くの建物に津波到達点の記録が掲示されていますが、こちらもこの通り、高く見上げる位置にそれが。ここは5.8mです。あんなところまで海が・・・。

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とりあえず・・・刺盛り松竹梅の竹にあたるんでしょうか、この店は3種類の刺盛りが「ピン」「ポン」「パン」と名前が付いています。「ポン」を注文。鰹、メカジキ、アワビ、ホタテ、・・・。これで2000円。美味しい美味しい♪

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地元の方はもちろん多いですが、観光客も多いせいか店の方が人懐こく話しかけてくれます。ご主人はバイク好きのようで、バイクで気仙沼に来た方は特に仲良くなれるようですよ♪

この他にもいろいろたくさん注文して食べてきましたっけ。カウンターの両隣の方とも楽しく話ができたし、もちろん知らない方ですが、こういうのが居酒屋カウンター席の面白いところですよねぇ。モウカの星や、マンボウを頂いたりw。モウカの星はサメの心臓ですねぇ。さすが気仙沼です。マンボウは内臓だったようですが、食感はイカの一夜干しのみたいな感じで美味しかったですね。

いろいろ食べたけども、サービスでいただいたイカの塩辛が最高!自分は塩辛はあんまり好きじゃないんですが、新鮮さが違うのかこれは美味い!って思いましたよ。パクパク食べてたら、なくなった加減にご主人がすかさずおかわりをくれました。あははヽ(^。^)ノ

Dsc_0062_317.jpg ← ピンポンの塩辛サイコー

けっこう飲み食いして満足したんですが、とても優しい値段だったのでビックリという。好きな人は連日通う理由がわかりました。ごちそうさまでした!

8/12の気仙沼の夜は更けてゆくのだ。

さぁ、明日はどっちだ!→こっち


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