居酒屋本 [くま屋の入荷便り]
太田和彦さん。居酒屋探訪番組でよくお目にかかる。
BS11の「ふらり旅 いい酒いい肴」かな。そのたびに面白い人だなぁって思う。お刺身が大好き、日本酒のお燗が大好き。もちろんおねえさんも大好き(なんだと思う)w
番組では全国の居酒屋を巡って、お店に入ればたいてい「先生お待ちしておりました」なんて声をかけられてる。
いったいどういう人なんだろうと思って調べてみたときがあった。この人グラフィックデザイナーなんですね。居酒屋探訪家なんて肩書もお持ちのようでw。
いろんな知識を持ってるようですけど、番組では特にうんちくを並べて飲んだり食べたりするわけじゃなくて、でも出された酒と肴に敬意を表して、褒めながら語りながら楽しそうに嬉しそうに飲んでる。
特に熱く語ることもなく、ものごし静かにしゃべりながら飲んでるのを見てると、なーんか自分も一緒の時間にいるように感じて、い~い気持ちになるんですよね。
この本はその番組の本ではないけど、全国の居酒屋を探訪したお話を集めたものらしい。一店あたり数ページのとても短いエピソードのようです。
明日からの帰省の新幹線の友にしようと思って楽しみにしてる。
ちなみに車内では飲みませんぜw
怪人二十面相、明智小五郎、少年探偵団、中村警部! [くま屋の入荷便り]
久々に、これは読みたい!って本を新聞の広告で見つけたのが先月。
昭和30年代生まれの方なら同じ思いの方も多いと思いますけど、これ、ポプラ社の怪人ニ十面相シリーズ。小学生時分に市立図書館に通いつめて順番に借りて全部読んだっけな。
明智小五郎、少年探偵団と正体不明の怪人ニ十面相との息詰まる対決に、毎回ドキドキワクワクして読みまくって、強烈に面白かったという記憶が。いや、記憶というか思考というかそんなんじゃない、もうどっか体が憶えてるって感じ。こんな装丁の表紙をネットで見せられたから、もう欲しくて読みたくてうっかりしたら転げまわって、周りに迷惑をかけちゃうんじゃないかってくらいに1人で盛り上がってた。
で、会社の帰りや休日思い出して書店に寄るものの探せない。それもそのはず、この本一時売り切れていたようですね。ですが先日やっと手に入れることができて、遅まきながら読み始めたところ。
表紙のデザインは当時の記憶が蘇りそうな装丁とこんな絵柄(上)、そんな表紙をめくった中扉がこの絵(下)ですよ!『みんなの少年探偵団』って飾り気ない中ゴシックの文字が並んでる。しかもふりがな付き!このページをめくってすぐに本編を読み始めたいけど、この文字の並びと扉絵がもう少しこのまま眺めていたいって気持ちにもさせるのよ。
そして目次。もちろん江戸川乱歩の埋もれてた新作というわけじゃなくて、現代の人気作家によるオマージュアンソロジー本。江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト第一弾だそうだ。
このアンソロジー本ではこの5人の方たちが、乱歩世界へのオマージュを寄せている。謎の老人とか、隠された宝石とか、雰囲気はいい感じだ。ちょっと怖くて妖しい江戸川乱歩の世界をまた楽しめそうな感じ。
第二弾も今月発売になった。面白かったらこれも読んでみよう。
え?しんちゃん引っ越し? [映画・テレビ・漫画]
クレヨンしんちゃんの来年の映画は・・・
ひろしが転勤?え?
えぇっ!?
メキシコに引越し??!
http://www.shinchan-movie.com/
ということで、自分も今さっき初めて観たのでわけがわかりませんw
タイトルは『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』
おいおい、どうなる? 野原しんのすけ~
上総鶴舞駅 [くま旅百景]
もはやリアルタイムでの記事書きは不可能W
先月11/18ですけど、小湊鐵道の上総鶴舞駅まで出かけて来ました。
小湊鉄道はJR内房線と接続する五井駅(千葉県市原市)から、いすみ鉄道いすみ線に接続するの上総中野駅(夷隅郡大多喜町)までの39.1kmを結ぶ非電化単線の鉄道路線です。
この時期の週末にこの路線に乗る方々は、養老渓谷まで出かける方たちがほとんど。したがってシーズンは相当混雑する電車のはずなんですけど、この日はまだちょっと早いのでそこそこの混雑。自分にとっては好都合♪なんせ人がいない駅を観に行くのが目的なわけでして。
JR五井駅からの小湊鉄道への連絡通路で、向こうの駅のベンチで食べるための弁当を買って(これは予定行動)ホームに降りると、いましたいました朱色の電車♪何年か前にも乗ったことはあることはあるんだけど、その時は別の目的だったのであんまり気にかけてなかったんだけど、よく見るとなかか味のある姿。
目的の上総鶴舞駅までの距離は約20km、約35分の鉄道旅。千葉って広い・・・と実感できる35分間であります。
飽きずに景色を眺めながらいよいよ上総鶴舞駅に到着!ここでは自分たちしか降りなかったし!天気は良いし!最高だっ!見てこの広々とした風景!遮るものがないので、遠ざかる列車を相当長いこと見送ることもできます。
無人駅なので出入り自由。気の済むまで出たり入ったり、クマのように往復してるワタシ。
電車は少ないのでホームを降りて、向かい側にある現在は使われていないホームまで渡って、好きなところから駅や線路を撮影したり、やっぱりクマのようにうろうろ歩きまわったり。うろうろしてるけど気持ちはとっても((o(´∀`)o))ワクワクです。
ホームの姿や駅舎、線路から石ころまで、なんて素敵なところなんだろう。人がほとんどいないってのがこの日は良かった。自分のように楽しんでいる人も数人来ていましたが、お互い暗黙の理解で干渉せず邪魔せずかぶらずです。
いまでこそ無人駅ですが、有人駅時代の出札口や事務所は残っているのでこれもまた絵になるし楽しい。
テレビや映画のロケも多いようです。最近では今年の3月に放送された相棒12の18話「待ちぼうけ」。実は今回ここに来たきっかけはこれを観たからで、古沢良太脚本で太川陽介、芳本美代子ゲスト回でした。
古川良太脚本の時は同じ時間軸にいながら、離れた場所でそれぞれのストーリーが同時進行するザッピングが駆使された話で、臨場感あふれる展開が見事です。この方の脚本の時は毎回引楽しみにしてるのです。そんな第18話がここの駅舎を使ってロケされたんですよね。
話の中では待合室として使われていた旧駅事務室。とてもおもしろい話でした。今やってる相棒13でも、古川良太脚本が来たら見逃せないですよ(笑)。
そうそう、駅舎正面からこんな感じ。かわいい顔です。
駅前にバスも来るようですがこの本数は(TдT)泣く。あと、関東の駅百選の選定駅になっているようで、駅前に碑があります。
この駅のベンチで食べるために弁当を買ってきたわけで。美味しかったのは言うまでもないですねぇ(笑)。そう、ここで食べるのは目的の1つ。
絵になる素晴らしい時間でした。1時間ちょっとだけいさせていただきました。
あ、上り電車が来た。あぁ~これも素晴らしい絵だ。でもこれに乗らないと次2時間位ないので仕方ないので帰ります^^
動画もちょっとだけ撮ってみた。