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怪人二十面相、明智小五郎、少年探偵団、中村警部! [くま屋の入荷便り]

久々に、これは読みたい!って本を新聞の広告で見つけたのが先月。

昭和30年代生まれの方なら同じ思いの方も多いと思いますけど、これ、ポプラ社の怪人ニ十面相シリーズ。小学生時分に市立図書館に通いつめて順番に借りて全部読んだっけな。

明智小五郎、少年探偵団と正体不明の怪人ニ十面相との息詰まる対決に、毎回ドキドキワクワクして読みまくって、強烈に面白かったという記憶が。いや、記憶というか思考というかそんなんじゃない、もうどっか体が憶えてるって感じ。こんな装丁の表紙をネットで見せられたから、もう欲しくて読みたくてうっかりしたら転げまわって、周りに迷惑をかけちゃうんじゃないかってくらいに1人で盛り上がってた。

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で、会社の帰りや休日思い出して書店に寄るものの探せない。それもそのはず、この本一時売り切れていたようですね。ですが先日やっと手に入れることができて、遅まきながら読み始めたところ。

表紙のデザインは当時の記憶が蘇りそうな装丁とこんな絵柄(上)、そんな表紙をめくった中扉がこの絵(下)ですよ!『みんなの少年探偵団』って飾り気ない中ゴシックの文字が並んでる。しかもふりがな付き!このページをめくってすぐに本編を読み始めたいけど、この文字の並びと扉絵がもう少しこのまま眺めていたいって気持ちにもさせるのよ。

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そして目次。もちろん江戸川乱歩の埋もれてた新作というわけじゃなくて、現代の人気作家によるオマージュアンソロジー本。江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト第一弾だそうだ。

このアンソロジー本ではこの5人の方たちが、乱歩世界へのオマージュを寄せている。謎の老人とか、隠された宝石とか、雰囲気はいい感じだ。ちょっと怖くて妖しい江戸川乱歩の世界をまた楽しめそうな感じ。

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みんなの少年探偵団 (一般書)

みんなの少年探偵団 (一般書)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2014/11/07
  • メディア: 単行本

第二弾も今月発売になった。面白かったらこれも読んでみよう。

全員少年探偵団 (一般書)

全員少年探偵団 (一般書)

  • 作者: 藤谷 治
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2014/12/03
  • メディア: 単行本


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