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気仙沼ベイクルーズ [くま旅百景]

屋台村で美味しい魚を食べた翌日。朝から快晴![晴れ]

昨日買った湾内クルーズチケットを持って遊覧船に乗るために再度港へ。

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周辺の復興は毎日進んでいる。道路も同じ位置にはなく、建物も変わるし、昨年来た時とは全然違う風景だ。写真の左奥の工事は復興住宅の建設中らしい。こんな光景が360度のパノラマでぐるりとあるのが現在の気仙沼。

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取り壊されるものは無くなって、かさ上げして新しい建物ができてきている。下の写真右奥の高台には、昨年までは気仙沼女子高校のかまぼこ型の体育館があったところ。高台にあるもんだからユニーク形が余計に印象的だった。でも現在は取り壊されて、あそこにも復興住宅が建設されるらしい。

その手前に写っている白い建物は、老舗旅館の「大鍋屋」さん。2年前に泊まった旅館ですが、ここも古い本館は今年建て直しが決まっている。ちょっと奥にある新館と合わせて、グランドオープンしたらまた泊まりに来てみようか。

というわけで、次に来たときはまた全然違う景色なんだろうな。

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振り返って港。こちらも復興工事真っ最中で工事中の柵だらけだけど、定期船はちゃんと動いてます。これは大島と気仙沼を結ぶフェリー。結構頻繁に往復してます。

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そしてこっちが今回乗る気仙沼ベイクルーズの遊覧船。朝から意外に家族連れの子供たちも多くて、随伴のウミネコにえびせんを振る舞って楽しそうだったwえびせん大人気♪

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航行コースはこれ。狭い大島との間を抜けようかとした全体の2/3辺りから、ガスが濃くなって危険ということで、やむなく引き返してきました。

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急に気温が上がって来たためとのことで、海面上に雲海が拡がったような光景。コース半ばで引き返すも、これはこれで悪くなかった。写真はそれほど濃くないガスですが、これがどんどん濃くなってくるんですよ。

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写真は無いですが、海上から復興工事が進む気仙沼の港湾を眺めると異様な光景でした。高さ数メートルのコンクリートの防潮堤が城壁のようにと立ちはだかってるんですよ。これは一見要塞に見える光景でしたね。

こんな高い防潮堤に港が町が囲まれてしまうと、中からも海が見えなくなると言うことでしょ。海が好きで、海を眺めて暮らしてきた人たちの気持ちは複雑だろうなと思ったり。やっぱり仕方のないことなんですかね・・・。


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