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女川へ。 [くま旅百景]

石巻ナイトで(前回記事)美味しいく食事をいただいた翌日は、実は本来の目的地の女川へ。

震災では約15メートル高の津波で大きな被害に遭った地域ですが、新しい駅が建ちそこから海まで一直線に伸びた道と商業施設が美しい景観になりました。

石巻からJR石巻線で海を見ながら約30分で女川駅到着。

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台風も近づいていたこともあって天気がいまいちなんですが、雨が降らないだけいいとしましょ。実際この日の夕方からは雨になったようですからねぇ。

女川の新しい駅舎ですがきれいですよねぇ。今回寄りませんでしたが温泉施設ゆぽっぽもあります。

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ケロロ軍曹の作者吉崎観音さんの絵があったり。実はこれ見たかったのよね。

kero304.jpg 侵略であります!ぐんそう~

駅前から海へ抜けるように一直線に伸びる道路が美しいんですよ~。午前中なので人も少ないし、これで青空だったら最高だった~。この先は海に抜けます。何もなければ穏やかで美しい海なんです。

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ちょっとミーハー的に、8/3に放送された孤独のグルメで井之頭五郎が立ち寄った「シーパルピア女川」がここにあるので寄ってみた。そうそう、この場所です(笑)写真中央のテーブルになるかなぁ。
赤枠内は放送時の映像。(Copyright(C) TV TOKYO Corporation)

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シーパルピアで一休みしてトイレを借りてw、さっぱりして外のマンホールチェックw

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まっすぐ海へ出たところの道はまだ復興工事が続いています。震災の遺構になるのかな、女川交番が震災の当時そのままで、あらためて津波の威力を見せつけられた。

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入り組んだ山と海がきれいな景観をつくってるんでしょう。これで青空だったならなぁ(まだいうかw)。


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彼岸 [くま散歩]

この間食べに行ったお寿司屋さんで、おせちメニューのチラシをもらって、早いなぁなんて行ってたんですけどもうそんな季節ですかねー。

で、今日は彼岸の入り?道端でもヒガンバナがいきなり咲き始めてますねぇ、このヒガンバナって咲くまでは葉っぱも無いもんだから、咲いてから初めて見つけて「こんな所にヒガンバナが!」てことになる。

別名「死人花」「捨て子花」なんて名前もあって、いささか気味の悪い印象もある花で、摘むと手が腐るとか持って帰ると家が火事なるとか言われているところもあるようです。でもよくよく見るときれいな花なんですけどね。・・・なんですけどね・・・毒があります。でも、球根に豊富なデンプンを含むことから、非常食として毒抜きして食べたということです。だから、毒抜きの方法はあるらしいですが、まぁ現代においてはそこまでした食べる必要もないと思うし、間違って食べたりしないように。

この毒があることから、昔は墓の周りに植えて動物に掘り起こされたりしないようにと植えてたらしいです。昔の土葬の時代の慣習でしょう(実際にモグラが遺体を食べるそうです)。そんなこともあってありがたくない別名が付いたんでしょう。ヒガンバナにしてみたら、自分から好んで墓地に咲いてるわけじゃなく、そこに植えられたから咲いてるわけです。

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さてこちらコムラサキの実。これも紫色がきれいな実です。ムラサキシキブっていう種類もあるらしいですが、これはコムラサキ。見た目はほとんど同じだけど、ムラサキシキブはもっと実が集合してる付くんだとか。あと葉っぱの形がちょっと違うみたい。いい色だよなぁ。

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この日は、雨の合間に中山法華経寺だったので、さすがに猫には会えないだろうと思ってたら。会えた。寝てた。

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少し近づいてカメラを向けたら、背中を向けられてしまったw・・・はいはい、じゃまする気はなかったんですけど(笑)

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水場にも猫がいたんだけど、あ、あのー・・
舌が出てると思いますが~、

ベロ出てますって。

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石巻ナイト [くま旅百景]

さぁてとぉ、石巻へ。[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

石巻駅前からの商店街の印象は・・・、ちょっと飲み屋が多い。いや、ちょっとじゃなくてかなり多いんじゃないかw

昼間何度か駅前から市街地周辺を行ったり来たりしたけど、何~んかが足りない・・・大抵どこにでもあるパチンコ屋がない。書店が見当たらない。書店は探せなかっただけかもしれませんが、ちょっと寂しく感じる商店街の印象はこれだろうかか?それと、残念ですが閉まっているお店も少なくない。自分の田舎の街もシャッターが閉まっている店のほうが多いし、もう今や日本中、地方の町の商店街は厳しい。ここも少しシャッターが目立つかなぁ・・・。

と思っていましたが、夕方の陽が傾いてくる時間になると雰囲気がだんだん違ってくる。広い通りもそうですが、ちょっと引っ込んだ小路の店も明かりが灯り始め、通りを歩く人たちが多くなってきているように思う・・・。いやきっとそう。

そうだそうだ、オトナの時間だぁ!

石巻来る前に行こうと思っていた、リーズナブルな居酒屋に行ったら、なんと本日貸し切りの札が!(´・ω・`)
っがーんいきなりふられた~(TдT)マジカー

し、しかたがない・・・、少々高そうだったんで、びびって第二候補にしていたお店に行くことに・・・。

恐る恐る扉を開けて尋ねたら、「カウンターならどうぞ」って。いえいえカウンターが良いんです!カウンターのほうが好きなんです!ほんとです!実はこっちの店のほうがホテルに近くて、ホテルの部屋からこの店の入り口が見えるくらいwどうなっても帰れるから安心w

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旬鮮居酒屋ごくう」最初からこっちの店に来るんだったかなぁ。お店の人もみんな若いのにキレがあってとても元気です。座っていて気持ちいいですね。カウンターはこういうのも感じられて好きなんですよね。

まずはオススメメニューから・・・大抵ほぼこのメニューでメインは決まります。おお!初物の秋刀魚が入ってる。ちょっと早いので少し高いけど頼まないと。

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鰹と秋刀魚。期待した通り美味しさ。これから海の街はやめられない。秋刀魚は甘くて美味しいし、焼いても最高だろうなぁ。今年は不漁だって言ってますけど、高級魚にならないことを祈りたい[ぴかぴか(新しい)]

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肉も美味しい。焼き物は焼く人のセンスが出ますよ。きれいいな盛りですしね。何度か宮城に来ていますが、宮城の牛たんはここ石巻で初めて食べました。これは味があってほんと美味いですねぇ。

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美味しいから、この日は珍しく日本酒まで頼んじゃってます。だってねぇかんぱちの刺し身と合うんですよ。だし巻きたまごも一緒です。

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店入ってからほぼ3時間(それだけ食べて飲んでますからねw)、おかげで楽しく食事ができました~♪最後にお茶漬けいただいて充実の石巻ナイトでしたね。お店は大当たりだったと思うし、ごちそうさまでした~~っ[キスマーク][ぴかぴか(新しい)]

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さて、食事して店の外に出たら、え?昼間の数倍の人が街なかにいるじゃないっ[exclamation&question]

美味しいのはウソつかないな。実はけっこう賑やかな石巻ナイトなんであります。[わーい(嬉しい顔)][夜]


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石巻商店街、マンガッタン、そして満点! [くま旅百景]

また前回のつづき。

石巻市は漫画で町おこしを推進しているそうです。

きっかけは石ノ森章太郎さん。石ノ森さんは石巻出身だからだと思っていましたが、実際はここより北にある登米市の出身なのだそうです。じゃ、なんでここに?って思うわけですが、それは彼が子供の頃自転車で3時間かけても、足繁く通った映画館が北上川中洲にあったのだそうです。漫画家「石ノ森章太郎」の知性や感性を培ったのが、ここ石巻というわけなんですな。

数十年後、元気がなくなってしまった石巻の町おこしに応えたのが、石巻に縁のある石ノ森さん。かつて通った映画館のあった川の中洲の形が、NYのマンハッタンに似ていることから、そこを「マンガッタン」*と名づけてマンガ文化の発信地となろうという構想を提案したのだと。

*:ちなみに「マンガッタン」というのは、ここに来る時に見た電車のことかと思っていましたが、実はこんな壮大な意味があったのは知りませんでした。”ガッタン”なので、電車のガッタンゴットンにちなんで、”マンガ”とくっつけただけの名前だと思ってました。

マンガで街を元気に、人を幸せにしたいという思いは今後も受け継がれて、優しい街であってほしいと思います。と、自分のような観光客は簡単に言ってしまうのですが、震災の被害も大きかったわけで、簡単に頑張ってとは言えないところもまだあるかもしれません。厳しい現実があることは実感しました。

それでも、「マンガで街を元気に、人を幸せに」と、その思いは石巻の商店街で感じます。お店の方たちも元気ですしね。夜に食事に行ったお店もとっても元気でしたしね。そうそう、石ノ森作品のキャラクターたちが、街中のあっちにもこっちにも見られます。石ノ森萬画館に行くまでの道のりは飽きずに楽しめましたよ。

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ああ、あこがれの仮面ライダー。子供の頃この変身ポーズをしなかった男の子はいないでしょう?とぅっ!

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サイボーグ戦士は全部で9人。それぞれお国や人種が違う。なかなか当時から壮大な世界観ですし、壮大な構想ですよねぇ、これ。主役は日本人のサイボーグ009の島村ジョー。加速装置っ!って子供の頃遊んだけど、全然早くなかったと思うw。

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市役所前に立っていたのが仮面ライダーV3。仮面ライダーは1号、2号って来て、3号かと思ったらなぜかV3だったというw。佐武と市捕物帖はオトナ向けなので、子供の頃はちっとも面白いと思わなかったけど、おとなになって観てみるとこれはやっぱり面白かったっけ。

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石ノ森萬画館に行く途中の歩道にあった「マンガ家ギャラリー」。これも震災で傷んだのを修復したんだと思いますが、たくさんのマンガ家の絵とサインが描かれたタイルが展示してありました。

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タイルによっては、漫画家さんの絵やサインが傷んで見えにくいものもあって残念です。

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こちらマンホールのフタであります。手前はロボコンで、背景に石ノ森萬画館と夜空に打ち上がった花火という絵柄です。

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「満点」テストを持ったロボコンが立ってました。このロボコン、震災時の津波に倒されて瓦礫の中にあっても、なお「満点」を手から離さず持っていた写真を、どこかで観た記憶があるんですよね。それは泣けた写真でしたが、今ここにいるロボコンがその時のロボコンだったとしたら、それは本当に満点です。

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きみは満点です!


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