名前萌え [くま散歩]
江戸時代には江戸の街の中心だった東京の東側。時代劇で良く聞く地名が今でも多く残っていますよね。しかもかっこいい♪例えば、駅名だけ見てみても・・・「本所吾妻橋」、「日本橋」、「八丁堀」等々路線図を見てるだけでもたくさん目に留まりますでしょ。
最近、シリーズファイナルになってしまった鬼平犯科帳(かなり好き♡)でも、本所吾妻橋は頻繁に出て来る地名ですしね。そんな名前萌えの現地へ行ってみたりしています。その本所吾妻橋も先月12月に行ってます(駅降りただけでも萌えます)けど、今回は浅草橋⇒両国に出かけてみました。
名前萌えなので、歩いてる路地の町名表示を見ただけで萌えますw都営浅草線の浅草橋を降りて、柳橋から両国橋を渡って回向院へ。回向院は明暦の大火で亡くなった人を無縁仏の供養のため建立された寺。参詣者でたいへん賑わったそうで、まぁ賑わうと昔も今も同じで酒場ができて盛り場になるwすると色っぽいおねえさんも多かったことでしょうから、船宿もできるw探せば今でも名残はあるようです。
ところで、その賑わう回向院では天保年間から春と秋の2回10日間の本場所として相撲興行が行われたようです。「一年を二十日で暮らすいい男」とも川柳に詠まれてる。相撲は当時江戸っ子たちには吉原の花魁同様に憧れだったみたいです。
と言いながら書くことは違うんです。この辺は前にも一度散歩で歩いていたんです。2010年3月だったみたい(その時の記事はこちら)。その時も書いてるんですが、回向院の先の墨田区立両国小学校があるんです。この敷地内に日露戦争で活躍した駆逐艦「不知火」の錨が展示されてます。太平洋戦争の「不知火」ではなく日露戦争のときの不知火ですのでお間違えなく。艦の戦歴や経歴は前の記事に書きました。歴史的資料というか、まだあるということが大事だと思う。しかも小学校に。
それにしても野ざらしだからか、2010年3月当時の記事写真と比べるとちょっと傷んできてるような気がしてもったいないなぁと思ったり感じたり考えたり言ったり・・・
そう、不知火って名前がまずかっこいい。子供の頃からそう思ってたんですよ。元来「得体の知れぬ不思議な火」という意味らしく、熊本県に地名があしますね。そこに伝説のような不思議な話もあるようですし。
なーんか「不知火」という字の並びも不思議めいた感じがするから惹かれるのかもしれない。