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笹尾山石田三成陣地に着陣 [くま旅百景]

前回の記事の決戦地から歩いて数分のところに、石田三成の笹尾山陣地があります。この写真の右上のほうにある、白い幟があるところ、そこが三成の陣地。関ヶ原全体に見通しが効く小高い場所です。風もなく静かな時間なら、大声で呼んだら聞こえるんじゃないかな。そのくらい近い。行ってわかるのは、意外と近い位置関係で各武将が布陣していること。

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昨年冬から今年春までに、周辺が整備されて、ここの登り口から陣地までの山道も歩きやすくなったとのこと。

とは言え山道ですからね。階段は作られているものの、舗装されているわけではないので、足元に十分気をつけて登らないとね。もちろん下りるときも。けっこうハァハァ言いますが、ここはしっかり自分で登って見て実体験しとかないとね。

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登り口にあった案内のように、確かに5分程度で陣地跡に到着。このような小さな展望台があります。この展望台に上がってみると、関ヶ原が手に取るように見渡せるんです。なるほど陣地にはふさわしい場所なのがよくわかる。それに関ヶ原が以外に狭いことが実感できました。

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この展望台の後ろの方に、陣地跡の碑が建っています。展望台だけじゃなくて、こっちも忘れずに寄りましょう。実際気づかずに帰ってしまう人がいるようです。もったいない[あせあせ(飛び散る汗)]

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とは言っても、この展望台からの眺めは見ておく価値がありますよねぇ。だって、地形的には当時とほぼ変わらない様子と思うので、こうして現地に立って各武将が陣を置いた場所や、動いた位置を確認できるなんてすばらしいロマンじゃないですか。400年以上の時を隔てて同じ場所にいるんですから。

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この展望台にある説明図がわかりやすいんです。ボタンを押すと説明の音声が流れます(これがまたわかりやすい)。開戦から6時間くらいでほぼ終わった合戦を、説明を聞きながら案内図とリアル景色を追いかけるのもまた楽しいこと。

ここの案内図はとてもわかりやすいです。合戦の流れも書かれてあるし。↓写真をクリックすると拡大します。

笹尾山陣地からの見渡す

ほぼ400年前にあった歴史的合戦の場所にいるなんて、なんか不思議な感じがしましたけど、とても嬉しいという思い。同じ土地に立って同じ空間にいるんだなぁという。

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教科書に載っていた地図や説明、小説で読んだ関ヶ原に関する資料。それらを見たり読んだりしても、今までなんかしっくりしないでいたんですよね。今回西軍陣地を自分で歩いて巡ってみて、地形や陣地の位置関係を実感できたことで、なんかストンと頭の中でおさまりました。すっきり。


まぁ逆に、わかると、わからないことも増えるんですけどね。だから楽しいわけですが。(-ω☆)キラリ[ぴかぴか(新しい)]

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