青森県立三沢航空科学館に寄り道① [くま旅百景]
今年のゴールデンウィークは、うちも世間と同じく10連休だった。母親の命日がGW中にあるし、前半は一人で実家に帰省してた。父が実家で一人暮らししてたりするので、うちもいろいろな問題がほころび始めているわけでして。なかなかの気が重い状態のまま帰省したわけです。
その父はあちこちが痛いと愚痴ってはいるけども、今のところ大きな病気もケガもないし年のわりには健脚すぎるくらいで、数キロ先の母の墓まで自転車で往復するくらいですから。でもまぁ昭和ヒトケタの人なんで、自身でやる食事や洗濯などは毎日大変なことだろう。帰省中は、買い物や食事まわりはやったから少しは役に立ったかな。いつもは顔を合わすと、いろいろと空気悪くなることが多かったんだけどね。そうか、顔を合わしているより、買い物や台所に立っている時間が多かったからだよ(笑)
さて、命日に一緒に墓参りして、その帰りに青森県立三沢航空科学館に寄ってみた。父は2003年8月の開館時以来だというし自分はほぼ初めて。「ほぼ」っていうのは、はるか前に一度来たことがあるんですが、休館日だったので屋外の展示だけ観たっていう間抜けというか中途半端なことでしてw
こういう施設が近くにあるってのは、このテが好きな人には垂涎のことですよね(笑)。米軍三沢基地があります。航空自衛隊の基地でもあり、飛行場はJAL機も発着する軍民共用です。この施設は、基地に隣接していて発着する飛行機がよく見えます。日米の軍用機もバリバリ飛びまくってます。もちろんうるさいです。ここで生まれ育って美爆音くらいに感じていたのが、30~40年のブランクで久々に体感するとかなりキます
施設入り口から、屋外に並んだ展示機が見えるので。男の子はもうワクワク間違いなしですよね。もちろん、展示機の周りぐるっと回って近くまで寄って見られるし、機によっては触れるし乗れてしまいます!
往年の名機F4ファントム。微妙な曲線フォルムが美しいぐるぐる回って、どこから見ても美しいよなぁ。花見じゃないけども、できるならそばに座って、見上げながら乾杯、だめならおにぎりランチでもいいよ、もう。
国産機F1
この機体のコックピットを覗けます。
反対側に回って、これがコックピット。当たり前だけど狭いよねぇ。
こちらT-2のブルーインパルス機。
これも名機F-16A。F-16の初期機で、現在三沢基地に展開しているのはF-16CJって最新型。この機体のフォルムも美しい
普段はあまり混まない施設のはずですが、ゴールデンウィークだったのでさすがにね、混んでました。訛ってない会話が多かったのでw、地元以外の遠いところから方も多かったようでで。聞こえてきた会話が、「思ったより面白い♪」「こりゃ、一日遊べるなぁ♪」で、これって大人の男性。子供より喜んでる顔が印象的だったっけ
施設の3階に展望室があって、無料で高倍率双眼鏡も設置されています。でも残念ながら、ここは基地に隣接してる場所、基地側の展望ガラスにはほぼ全面にスモークが貼られていて基地内は見られませんよ。(ちょっと隙間が空いていますから。腰を痛くしながら覗き込むことはできますがね)
なかなか楽しめる良い施設だよなぁと地元再発見。次回施設の中にも入りま~す