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深夜食堂 [映画・テレビ・漫画]

実は深夜食堂の映画をやってるなんて知らなくて。

ずっと前に、たまたま夜中に付けたテレビでやってて、それ1回きり観たことがあっただけ。おもしろかったので、翌週の放送をチェックしたけど、最終回だったらしく観ることがなくて最近までそのまま。

先日ネットで気がついて、テレビの新作かなと思って調べたら映画!さっそく先週観に行ってたんだけど、今日は2回目観て来た。前回は映画のブックレット買えてなかったし、それにやっぱり気持ちよくて面白かったし。

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寅さんも釣りバカも無くなってしまったし、横丁人情もの的なものって観られなくなってしまったからですかね。すごく気持ちがいいんですよ。小林薫のマスターかっこいいよなぁ。

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知らなかった1作目の映画もTVでだけど観ることができたし。これも良かった。以来赤ウインナーには恋焦がれてます。タコにしてもらう(笑)。赤ウインナーって子供の頃お弁当の定番だったけど、あの赤色(合成着色料)が問題になって一時見えなくなったんですよね。最近のはもちろん安心な赤ウインナーですよ。食べましょうw

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そうそう、劇中の「めしや」周りには気になる看板が映るんだけど、映画のブックレットに店周りのマップが看板と一緒に載ってる。これで交番などとの位置関係はわかるんだけど、深爪やら落とし処とかニトロな夜とか・・・妙な店名の看板が一覧できるのも嬉しいぞ。

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しかし、めしやの豚汁以外の値段はどうなっているんだろう?と自分も思う。


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映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃 [映画・テレビ・漫画]

年に一度の劇場版クレヨンしんちゃん。毎年観に行ってますw

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今年は、映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃」。

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劇団ひとりが共同脚本として参加、監督は前作「逆襲のロボとーちゃん」と同じかた。夢を題材にした話はなんでもできるんだけど、それがかえって難しいというのは素人でもわかりきっているのに、あえてこのテーマで来るかって・・・不安でしかなかった24作目。夢をテーマにしたのは、劇団ひとりの提案だったらしい。(えぇぇ・・・)

◇ あらすじ ◇

しんちゃん(野原しんのすけや家族)だけでなく春我部市民全員が、夢の中でユメミーワールドというところに行くと、さらにそこで自分の望む夢を見ることができるという不思議なことが起きていた。

 

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しばらくすると、そのユメミーワールドで大きな異変が起きる。みんなの楽しい夢は奪われてしまい、その外にある悪夢の世界で恐ろしい夢を見せられてしまう。次第に誰もが悪夢しか見られなくなってしまい、その影響が目覚めた後にも影響して、現実世界でも混乱が拡がってしまう。

どうもそれは同じ時期に春我部に引っ越してきた、貫庭玉(ぬばたま)サキとその父親が関連していることがわかってくる。サキが深刻な悪夢に悩まされていると知ったしんちゃん達かすかべ防衛隊は、悪夢に立ち向かうとサキに約束するが・・・。

公開2日目に行ってきました。同時期公開のコナンが大入りな割には健闘していたかな。大きなスクリーンでのお昼の上映回だったけど、子供も含めて8割くらい席は埋まってた。

全体として残念。夢をテーマにしたことが難しかったかなぁと思う。ポイントポイントでは子供がドッカンドッカン笑うところもあったんだけど流れがない。とにかく明るい安村が、ゲスト声優であのまんまスクリーンに出て来るのは良いんだけど、悪夢を食うバク探しの途中でダジャレ(だと思うけど)で大和田獏が出てきたり(しかも長い)もう脈絡がわかんない。

そう言えば、冒頭で野原ひろしが見てた夢がスーパーCEOマンてのに変身して飛び回ってたっけ。クレしん劇場版は大人も楽しめるしんちゃん映画ですけど、大人向けのネタを展開してどうするの?そんなこと言ったら戦国やオトナ帝国はどうなん?てことになりそうに思うけどあれは良いの。だって解決するのはあくまでしんちゃんだから。今回の話は、親同士の対決が大きなウェイトを占めたように感じられたんですよね。そりゃないでしょう。

もちろん個人的な感想ですよ。


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映画 クレヨンしんちゃん「オラの引越し物語 サボテン大襲撃」のBDやっと観れた [映画・テレビ・漫画]

今年のGW映画、クレヨンしんちゃん「オラの引越し物語 サボテン大襲撃」のBDは予定通り11/6発売。

早々に家には届いていたものの、諸処の事情からやっと先週末に観ることができた♪

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この23作目の映画は、1993年に公開した1作目「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」で記録した興行収入22.2億円を22年ぶり破ってシリーズ最高を記録(22.8億円)した映画です。

copy.jpgあらすじは、メキシコの町マダクエルヨバカ特産のサボテンの実を買い付けるために、現地に転勤を命じられた野原ひろしは、野原しんのすけ、野原みさえ、野原ひまわり、シロ、つまり家族全員で現地にお引越しすることになった。

引っ越し先の個性的な人たちに囲まれ、不安だらけの新生活が始まるが、日々馴染んでゆく野原一家だった。しかし、ひろしが買い付けようとしているサボテンは、実は人間を捕食する、歩くサボテンの人喰いキラーサボテンだった。果たして野原一家は、メキシコの人たちと協力してこのピンチを乗り越えることができるのかっ!

という、実はこれ、バイオハザード並の状況下の、恐怖・パニック映画です。 だから子供だけじゃなく、大人が鑑賞しても十分に楽しめる映画になっています。劇場上映中自分は3回観に行っちゃいましたwまぁ、それくらい面白い映画で、興行収入記録を更新したっていうニュースも納得。

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さて、このBDに2つの嬉しい特典があって、1つは短編(8分)アニメの「シロの引っ越し物語だゾ」収録されています。これはシロ目線で描かれたお話で、人間同様にシロにもお別れのエピソードがあったんだということを描いています。とてもいいお話です。この短編はBDだけの特典のようですので、購入またはレンタルする際はBDにしましょう。

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もう1つは、見やすい字幕を表示できることです。視聴覚障害者対応と書かれていますが、普通でも一度は表示をONにして観ることをお勧めします。いくつかの場面は、どうにも聞き取れなかったりするセリフがあると思います。画面のじゃまにならない位置に表示されるので字幕をONにすると便利で助かります。

あ、本編はもちろん野原しんのすけが大活躍。ゲストの指原(スマホちゃん)も違和感なく馴染んでいます。

とてもオススメの作品です。


映画 クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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映画 クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃 [DVD]

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2015年10月21日にバック・トゥ・ザ・フューチャー!(過ぎたからこれからはなんて言おう) [映画・テレビ・漫画]

2015年10月21日はバック・トゥ・ザ・フューチャーでタイムトラベルした日である。

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先週の21日は、NHKでもニュースで取り上げてたほどのイベントデーだった。ニュースもなんだか面白かったもんなぁw。当日が過ぎた今でも、あちこちで関連イベントやってるんですね。

来月は映画全編を上映しながらフルオーケストラの生演奏ってライブがある。バック・トゥ・ザ・フューチャー イン・コンサート2015 これこれ↓いくぞw

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清水の舞台から飛び降りて自分もチケット買っていますが、その追加公演の23日のコンサートも早々にSOLD OUTしてしまった。さらに翌日の追加公演が決定とのこと。日本人って特にバック・トゥ・ザ・フューチャー好きだもんなぁ。

こんなに盛り上がってるのに、パークにアトラクション(自分大好きなアトラクなのに)持っているUSJは何してんすか?!本家なのにっ!アニメや漫画とのコラボももいいんだけど、ユニバーサルの、USJの本分を思い出して欲しいもんです。はぁぁ愛のクレームであります(TдT)!!

あれ?話題がずれたか。

あーコンサートが楽しみだぁ♪


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クレヨンしんちゃんイッキ見シリーズ [映画・テレビ・漫画]

よくコンビニや書店においてある安いDVDシリーズ。これバカにできない。

1442726886137.jpg 双葉社のサイトはこちら

実はあんまり手にも取ったことがなかったけど、これ・・・実は意外に絶妙セレクションだということに気がついた♪

収録されているのは、ほとんどというか全部古い放送分からのチョイスなんだけど、TVのしんちゃんはが絶対そのほうがおもしろいから大正解。

しかも、おまけの薄い本が面白すぎていかんわ~w

作品PRを兼ねたオマケで、表紙を含めてもたった20ページの小さな冊子。これもアクションの初期連載分から抜粋した強烈な話ばかり。全ページで笑えてしまう見事なセレクション。どうよこれww

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こういう原作の毒が消されすぎてるのが今のTV放送。対象が子供を含むので仕方ないけども。

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夜のクレヨンしんちゃんとして、深夜枠でやってくれたらいんじゃない?いいじゃん、やろうよ♪
今はすっかりいい子になってしまって、面白くない野原しんのすけがイキイキするだろう。


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コトノバドライブ [映画・テレビ・漫画]

久々に芦奈野ひとし。

ヨコハマ買い出し紀行」から「カブのイサキ」ときて、最新作はこの「コトノバドライブ」講談社の月間アフタヌーン連載中の漫画です。タイトルもよく意味がわかんないんだけど、「ことのば」って「言の葉」のことかな。とか、わかりません。

この方は「ヨコハマ買い出し紀行」で初めて出会い、ものの見事にはまってしまったという。今回のコトノバドライブも不思議な空気の作品で、これもいつもの芦奈野ひとし風と言えばその通りなんですけどね。

最初のヨコハマ買い出し紀行はSFで、滅びの美しさを漂わせた不思議な作品でした。次のカブのイサキはなんだかよくわかんなかったw。単行本は買って読んでたんだけど、最終回が唐突というか何にもタネあかしもなく、これは作者が飽きたんだろうとか、打ち切られたんじゃなかろうかと憶測が飛んでたっけ。実際のところはどうだったんだろ。

で、今回のコトノバドライブはSFではなさそうなんだけど、ちょっとまだ(またw)わけがわりません。主人公はパスタ屋でアルバイトしている女の子。1巻だけだと家族も友達も出てこないので、どんな素性の女の子かよくわからない。そう言えば家族どころかあんまり人が出てこないので、これも人がかなり減ってしまった近未来が時代背景なんだろうか。とかいろいろと考えたりするけど、あんまりSFは感じないか。(少し不思議的な意味でのSFなら当てはまるかも。)

だけどこの子は他の人とはちょっと違う景色を見てしまう能力があるらしい。バイト先のパスタ屋へ通う行き帰りや休日にどっか行った時に起きる約5分ぐらいの不思議なエピソードが描かれる。どうもこの子は他の人とはちょっと違う景色を見てしまう。その場所に残っていた誰かの思念や記憶のようなものを。中に読んでてちょっとゾッとするような展開もあったりしますが、嫌なものじゃなく心地よい違和感とでもいいましょうか。

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次の2巻が楽しみですが、連載しているアフタヌーンは月刊誌だから年内に出てくれたら良いかって感じですかね。忘れないようにしないとな[ひらめき]

コトノバドライブは、こちらで少しだけ試し読みができます。

コトノバドライブ(1) (アフタヌーンKC)

コトノバドライブ(1) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 芦奈野 ひとし
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/01/23
  • メディア: コミック

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攻殻機動隊 新劇場版 [映画・テレビ・漫画]

攻殻機動隊 新劇場版を観てきました。入りはまぁまぁだったと思います。さすがにお子様はいなかったけどw

2013~14年にかけて劇場上映された「攻殻機動隊ARISE」シリーズの最新の劇場版映画です。今回の上映時間は100分ずっしりあって楽しめました。期待以上に面白くて、観終わった後の感覚はある種ワクワクした状態でしたね。

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(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会

今回も攻殻らしい複雑な話ですが、それでもわかりやすい方だったかな。今回は自分の理解のためにプログラム買ったので、あとで確認しないとw。いつもそうですけど頭悪いから一回じゃわかんなくてねwだからもう一回リピートだな(笑)

話はこう。

2029年3月、現職総理大臣の暗殺事件が発生。草薙素子はバトーやイシカワらのメンバーと捜査を開始する。事件の背後に義体開発に絡んだ政治的取引や、電脳ウイルス「ファイヤースターター」の存在があることに気づく。そして捜査中につかんだ手がかりが、実は素子出生の秘密にもつながっていく。 

 

攻殻機動隊といえば、ハリウッドで実写映画の制作も決まっていてすでに撮影中かな、2017年4月の公開予定。主人公の草薙素子役はスカーレット・ヨハンソンで決定済み。はたして他のメンバーのキャスティングはどうなってるんだろう。

今回の新劇場版は、それなりの制作費用をかけて丁寧に作られたんだなという感じを受けました。なので製作中のハリウッドの実写版に十分なプレッシャーをかけられる作品じゃないだろうか。

ナマ半可な映画を作ったら承知しねーぞってね♪

◇   ◇   ◇

個人的な感想ですけど、音楽はやっぱり菅野ようこさんが好きですなぁ。声優さんたちは良くも悪くも慣れました。悪くないんです。

個人的な感想その2。イシカワさんかっこいいわー♪ステキー(笑)


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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃 [映画・テレビ・漫画]

kureshinsabo.jpg映画クレヨンしんちゃん「オラの引っ越し物語 サボテン大襲撃」 今年は23作目。

あらすじはこんな感じで、パニック&サバイバル映画なんです。

野原ひろしの転勤で野原一家は春日部を離れることに。引っ越し先はメキシコ。新種のサボテンの実の商談を進めるために、双葉商事メキシコ・マダクエルヨバカ支店の部長として赴いたのだった。しかし、その新種のボテンとは、実は人を捕食して成長するキラーサボテンだった。襲いかかるサボテンに対抗するため、町の人達と力を合わせて立ち上がるが・・・。

今日で3回目だったんです。ええ、見事なリピーターです。クレしん映画は良作が多いのです。今年のはバイオハザードを彷彿するストーリーですよ。

昨年の映画「ロボとーちゃん」は、期待させながら最後は巨大化ロボットアニメになってしまって個人的には(´・ω・`)ガッカリ… でした。なので今年もちょっと不安だったんですけど、そんなの軽く払拭させる出来です。

4月18日から公開だったので、約2ヶ月が経過するわけですが、9割がた席が埋まってる状態にビックリ。3回目の今日が一番客が入っていた気がします。口コミなんですかねぇ。ま、どっちにしても良いことですよ。今回の作品の面白さの証明でしょう。

子供の入りも多くて、映画を観てる子供たちの反応を見るのもまた楽しい。野原ひろしの顔が劇画風タッチに変わるところや、臭い靴下を武器に振り回すシーンでは、手を叩いて喜んでいる子供もいて、そういう反応を見られると2倍楽しめた感じですね。子供たちが映画に集中してるってのは成功作品の証拠。

今回のゲスト声優は、東京エレキテル連合と指原莉乃。東京エレキテルはどうでもよくって(笑)、指原莉乃ってAKB48で最近の総選挙でトップだった方ね。名前だけは知っていましたが、どんなお方か顔も知りませんでしたw。アイドルの人ですよね。それにしては(失礼)違和感が無くて、意外と(またまた失礼)演技がはまってて良かったな。

もちろん野原一家と野原しんのすけ本人、そしてまわりのキャラたちも安定の出演(笑)。そうそう、園長先生のセリフがあったということにちょっとびっくり。声をあてていた納谷六朗さんは昨年11月に亡くなっているので、その前に収録していた声だろうか。引っ越すしんちゃんたちを見送るシーンで、「しんちゃん、またね」と言ったのが印象的でありました。


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え?しんちゃん引っ越し? [映画・テレビ・漫画]

クレヨンしんちゃんの来年の映画は・・・

ひろしが転勤?え?

えぇっ!?
メキシコに引越し??!

http://www.shinchan-movie.com/

ということで、自分も今さっき初めて観たのでわけがわかりませんw

タイトルは『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』

おいおい、どうなる? 野原しんのすけ~

 


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思い出のマーニーは原作本も読んで [映画・テレビ・漫画]

夏休みが始まり、スタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』が公開中。原作はイギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」(When Marnie was there)。

札幌に暮らす中学生の杏奈は、ぜん息の療養のため、夏の間同じ北海道の海辺の暮らす親戚の家で生活することになった。そこには地元の人達が「湿っ地屋敷」と呼ばれる、長い間誰も住んでいない洋風の古いお屋敷があった。杏奈はその屋敷が気になってある日屋敷へ行ってみると、そこで同世代の金髪の不思議な少女と出会う。2人は誰にも言わない約束の秘密の親友になることを誓って、それから2人は少しずつお互いを知っていく。

杏奈の成長の物語です。この辺りの基本設定は原作と同じ。原作の舞台はイギリスノーフォークですが、映画では日本の北海道(釧路辺り?)に置き換えられています。

アリエッティの時もそうですけど、なぜこうまで日本に置き換えなければならないんでしょう。イギリスの風景よりも、北海道の湿原の風景が物語に合ってるいるということはないと思うんですが。このスタッフでイギリス・ノーフォークの景色を描くことを想像すると、鳥肌が立つくらいワクワクするのですが。

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(C)GNDHDDTK

こんな洋館と水辺の風景ですよ。日本の一流の技術で描いたら美しくないわけがあない。見たかった。とはいっても、ジブリなので今回もクオリティーの高さは保証済み、全編素晴らしい。キャラクターも可愛らしいし、画面内の細かい動作や仕草が心地よいです。あちこちで細かくよく動いてます。

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(C)GNDHDDTK

マーニーが今日はお弁当を持ってきたの~って言いながら、バスケットから布包みを取り出して開きながらクッキーを1つつまんじゃう何気ないふる舞いが微笑ましく。

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(C)GNDHDDTK

物語は大きく前半と後半に別れていて、後半は前半に放たれていた伏線が次々に回収されて紐付けされていきます。原作とは全然違う展開で伏線を回収していきます。実はこの部分は、原作のほうではミステリー小説の謎解き場面みたいなワクワクの展開になるんですが、映画では理解しやすくしようとしたのかそんな展開にはしていませんでした。ちょっと残念。

とは言っても、この映画が良くなかったという印象ではありませんで、こういう展開も有りかぁて感じですね。ここは是非原作を読んでみて、両方それぞれに感じて欲しい。原作本は映画に合わせて簡単な本も出ているようですが、ここは是非オリジナルを読んでみて欲しい。児童書なのでさくっと読めます。

原作はこちら。最初の部分がちょっと退屈なのと、翻訳の言い回しが古いなぁって感じますが(特に最初の部分)、それを乗り越えると俄然面白くなりますよ。ぜひ。

思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)

思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: ジョーン ロビンソン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2003/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

思い出のマーニー〈下〉 (岩波少年文庫)

思い出のマーニー〈下〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: ジョーン ロビンソン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2003/07/16
  • メディア: 単行本

最後に。今回はダブルヒロインだと話題になっていましたよね。杏奈役はドラマ「GTO」や映画「男子高校生の日常」などの高月彩良、マーニー役はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の有村架純。

話題作りはいいんですけど、はっきりいってちゃんと声優使って欲しいなぁ。ま、この2人だけじゃなく脇の方たちも同じ。役者としては大物の方たちが声優に初挑戦!なんていつものジブリ同様やってますが、これらも声優さんを使って欲しいなぁ。

原作を読んでないと分からない発声があります。シメッチ屋敷ってシメッチさんのお屋敷かと思いました私。シメッチさん、いつ出てくるんだろうと思ってた。これって湿地帯に建ってるお屋敷のことなんですけどね。このへん、声優の方なら意味のわかるような発声をしてくれたんじゃないかと思っているのです。声優はこの道のプロですからね。


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