宝の山なのに [時々一鉄]
映画を観に出かけた先で、大鉄道市なるイベントを発見。
ほんのちょっとのスペースですが、鉄道車輌の部品や駅の時刻表など鉄道関係の品々が並べられて、ちょっとしたお店になっていた。
廃車解体になった車輌の部品や、使われなくなった古いものばかり。錆びていたり、シミがあったり、黄ばんでいたりで、見た目は汚い使えないガラクタ。
んー・・・たしかにね。
だけど、そこに寄ってくる子どもの目は、好奇心でキラキラしてる。
なんだこれ?何に使うんだろ?電車のどこに付いてるんだろ?って。子供の頃って自分もそうだけど、特に男の子は電車好きが多い。何でだろう。
子どもの目はキラキラしてても、一緒にいるお母さんまで同じとは限りません。そんな目をして見ている子どもに、「ほら帰るわよ。欲しかったら自分のおこづいで買いなさいっ」って。あちゃー、買えるわけないじゃないの。もう少し見せてあげてよ。確かに興味のない人にとっては、古い行き先表示機や座席の部品なんか、得体の知れないただのガラクタに見えてますよね?たぶん。大事な子どもにそんなのを触らせたくない?でもそんな言い方しないで欲しいなー。
子供の頃、父親と自転車に二人乗りしてよく出かけたものでした。駅の近くの線路が集まっていて列車がよく見える場所だった。ただ座って、行きかう列車をずーっと眺めていたものでした。
当時は、町にある米軍基地に入る引込み線(貨物)には、蒸気機関車が使用されていたし、いろんな列車を見られてとっても楽しかった。
見てるだけで楽しいかったんですよね。今思い出してもすごくわくわく♪するくらい。今も同じような場所に行ったらずっと見ていられる気がするなぁ。
みんなにそれぞれ宝ものになるものがあるんじゃないかな。
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