缶詰リベンジ@気仙沼 [くま旅百景]
気仙沼に行ったもう一つの理由。
昨年行った時に、気仙沼海の市で美味しそうなさんまの水煮の缶詰を買ったんです。
さんまの缶詰って、冷凍のさんまを使うことが多いそうですが、この缶詰は生のさんまを使った一品いや一缶。とっても美味しそうで、帰ったら食べようと楽しみにして買ったんですよ。
が、帰る途中に缶詰が入ったレジ袋を床に落っことしてしまいました。なんと、その衝撃で缶蓋が少し開いてしまっていたんですね・・・。そんなこととは知らず、「ふぅ、危ない危ない」と、その後レジ袋ごとカバンに入れたわけですが、気づいた時にはカバンの中がさんまの煮汁まみれ。あうあう、はぁぁ・・・もちろん食べられなかったのです(TдT)。
カバンは何度も洗って今も使っていますが、食べられなかったさんまの水煮の缶詰が悔しくて悔しくて・・・(マジ泣きです)
その缶詰がこれです!やっと、買えました~いえい
今度は落とさないよう、肩にかけたカバンにしっかり入れて持ち帰ったことは言うまでもないのだ。
◇ ◇ ◇
こちらのお店で買えます。オンラインショップもあるようですが、できれば、現地で買ったり食べたりできたら一番だと思いますよ。
トイレッツ@気仙沼復興屋台村 [くま旅百景]
そうそう、2年前も書こうと思ったんですが。
気仙沼の復興屋台村横丁の男子トイレがちょっと面白いですよ。ゲーム感覚でおしっこの計量ができます。
10円入れると、計量する以外ににもランキングに参加したりできるようです。もちろん、トイレですのでおしっこするのは無料ですから安心してください(笑)。
最初からいきなりトイレかよ?いやいや、このトイレッツてのは、セガの男子トイレの便器に設置できる製品。ここでしか見たことが無いけど、セガのトイレッツサイトへ行くと設置されている場所がわかります。
計量方法は、便器上部に設置したスピードセンサーで、おしっこのスピードをキャッチすることでわかるんだそうですよ。わかるんですねぇ。ハイテクwです。連携してIoTにできるかもしれない。
ゲームみたいな画面でおしっこが計量されるので意外と興味がわきます。正確に計量させようと思えば、当然きちんとおしっこをしなければなりませんw。便器内には的シールが付いていて(屋台村のトイレには無かったけど)、そこを狙っておしっこをすることで周囲を汚さないようにする効果もあるようです。なるほどね。
あとは、広告効果が期待できそうですね。計量中の画面は、「いよぉ~っ」という歌舞伎的合いの手が入ったBGMが流れて、小便小僧が気持ち良さそうにおしっこをしますw。画面の数値がどんどん上がっていくので、否応なしに目は画面に釘付けになってしまうんですよねw。ここに同時に広告を表示させるPOP機能の効果は大きいようで、この効果については大いに興味がありますね~。
ちなみにこの時は634mlという成績でした(爆)。屋台村のトイレにはトイレッツが1個だけですが、もし複数並んでいる便器すべてにトイレッツが設置されていたら(壮観)、左右の人の計量が見たり見られたりすることになるわけですな。知らないおじさんの計量なんかあんまり見たくないですけどねぇw(お互い様だねぇ)
残念ながら、今のところは男子トイレにしか設置できないようですよ。女子は残念w
この中に、この気仙沼のこのトイレで1600ml以上出してランキング1位になってる人の動画も。それって出過ぎじゃないのw?楽しそうでいいんだけどね。もうw
大変失礼いたしましたっ。
気仙沼ベイクルーズ [くま旅百景]
屋台村で美味しい魚を食べた翌日。朝から快晴!
昨日買った湾内クルーズチケットを持って遊覧船に乗るために再度港へ。
周辺の復興は毎日進んでいる。道路も同じ位置にはなく、建物も変わるし、昨年来た時とは全然違う風景だ。写真の左奥の工事は復興住宅の建設中らしい。こんな光景が360度のパノラマでぐるりとあるのが現在の気仙沼。
取り壊されるものは無くなって、かさ上げして新しい建物ができてきている。下の写真右奥の高台には、昨年までは気仙沼女子高校のかまぼこ型の体育館があったところ。高台にあるもんだからユニーク形が余計に印象的だった。でも現在は取り壊されて、あそこにも復興住宅が建設されるらしい。
その手前に写っている白い建物は、老舗旅館の「大鍋屋」さん。2年前に泊まった旅館ですが、ここも古い本館は今年建て直しが決まっている。ちょっと奥にある新館と合わせて、グランドオープンしたらまた泊まりに来てみようか。
というわけで、次に来たときはまた全然違う景色なんだろうな。
振り返って港。こちらも復興工事真っ最中で工事中の柵だらけだけど、定期船はちゃんと動いてます。これは大島と気仙沼を結ぶフェリー。結構頻繁に往復してます。
そしてこっちが今回乗る気仙沼ベイクルーズの遊覧船。朝から意外に家族連れの子供たちも多くて、随伴のウミネコにえびせんを振る舞って楽しそうだったwえびせん大人気♪
航行コースはこれ。狭い大島との間を抜けようかとした全体の2/3辺りから、ガスが濃くなって危険ということで、やむなく引き返してきました。
急に気温が上がって来たためとのことで、海面上に雲海が拡がったような光景。コース半ばで引き返すも、これはこれで悪くなかった。写真はそれほど濃くないガスですが、これがどんどん濃くなってくるんですよ。
写真は無いですが、海上から復興工事が進む気仙沼の港湾を眺めると異様な光景でした。高さ数メートルのコンクリートの防潮堤が城壁のようにと立ちはだかってるんですよ。これは一見要塞に見える光景でしたね。
こんな高い防潮堤に港が町が囲まれてしまうと、中からも海が見えなくなると言うことでしょ。海が好きで、海を眺めて暮らしてきた人たちの気持ちは複雑だろうなと思ったり。やっぱり仕方のないことなんですかね・・・。
寄り道気仙沼 [くま旅百景]
4/30は実家の法事があったのでGWは前半がそれ。4/29から帰省して5/2に青森を発った。
しか~し、長距離切符は有効期間中なら途中下車OK。乗車路線には、美味しいところがいっぱいあるわけでw。ストレートに千葉まで帰るのは口惜しい、いやもったいなさすぎる。
というわけで、ほぼ施主同様の法事を終えることができ、お疲れさまってことにして、気仙沼で美味しいもん食べて帰ることにしてた。
一関で各駅停車の新幹線に乗り換えるため、盛岡でいったん下車。ここで、「こまち」E6と「はやぶさ」E5の連結イベントに遭遇。意外に何事?って感じの人だかりになっててちょっとびっくり(笑)
盛岡から各駅停車の「やまびこ」に乗り換えて一関へ移動。懐かしい車両だった。一関は平泉へのアクセスポイントだったりするので、さすがにGWは観光客が多かったよう。気仙沼へは駅前からバスで移動。料金も時間もあんまり変わらないしね。ここから特急バスで約80分。
そしてやってきたぞ3年連続の気仙沼~。気仙沼の駅はコンパクト。去年の旅はUPしていなかったけど、一昨年の記事はこちらとこちらの2日分w。
ホテルチェックイン後、明日の遊覧船のチケットを買いに観光サービスセンターへ。ホヤぼーやだらけ。とっつきは良いとは言えないけど、なかなかアジのあるゆるキャラですよ。ここの観光サービスセンターの方たちはとても親切です。タクシーも呼んでくれますw
いい時間になってきたので、ここから港をぐるりと歩きながら復興屋台村へ。復興が進む港には漁船がズラリと並んでいました。これは秋刀魚漁漁船かな。
ここ3年毎年来ている復興屋台村気仙沼横丁。5時開店予定のお店に時間前に到着。開いたのは17:30分頃。前で並んで待っていたら、仕込みが間に合わなくて~中で待ってて、と申し訳無さそうに中に入れてくれたwまぁゆるくて全然OKですから!ここに限らず時間通りには店は開かないことが多いようですw
今日来たお店は2年前にも来たお店。昨年も来てみたけど残念ながらお休みだった。今回はやってて良かったよ~。
気仙沼にカンパイ!☆
店は小さいとはいえ、相変わらずのメニューの多さ。これをマスターとアルバイトの二人で回すんだから、途中で打ち止めがある。開店時間中でも準備中になっちゃう。入ろうと思ってきたお客さんには申し訳ないけど、これは致し方ないかな。だから、人気店には早く来ないとなっ。
さてっ、まずは魚!刺身!ナマモノが目的なんだから、どんどんいただきます!活だことメカジキの刺し身!気仙沼来たらメカジキは食べないといかんです。これは刺身ですが揚げても最高に美味い!
イカ下足のバター焼きとタコの唐揚げ!
上のメニューにもあるけど、まつも酢。初めてだったけど食感がいい海草です。酢の物味付けで、これは確かにおすすめの美味い!それとマグロ!
自家製の漬物とイカの塩辛。塩辛は基本的に苦手なんだけど、気仙沼の塩辛はどの店のも美味しく食べられるんだよなぁ。売ってるものとは全然違うのだ。
夜は更けてゆく・・・
ごちそうさんでした!!(営業中だけど準備中w)
でも残念なことですが、ここの屋台村は今年10月でクローズとのこと。屋台村の意義/目的からすると、良いことなのかもしれないけど少し寂しい。他の場所に移っても元気に営業して欲しいなぁ。そしたらまた寄らせていただきたいもんです!