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謎の円盤UFO [時代・新選組]

1980年、すでに人類は地球防衛組織SHADO(シャドー)を結成していた。・・・
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・・・UFO撃退の準備はできた!

今だってこんな組織はないと思いますが(あるかも)、この懐かしくもかっこいいオープニングで、昨日から謎の円盤UFOの放送がスーパーチャンネルで始まった。1970年作品だから今から35年前の作品。サンダーバードのようにスーパーマリオネーションといって、リアルな人形を使った作品を作ってきたジェリー・アンダーソン制作の初の人間作品。スーパーチャンネルのサイトでは、SFではなくてCLASSICの分類になっていることに妙に納得。

登場するデザインは秀逸で、SHADOのユニフォームもなんとかっこいいことか。月面基地ムーンベースの女性のみなさんは、髪の色は紫だし地球人じゃないようなお顔のメイク・・・。男性はだんとつに司令官のエド・ストレイカーがかっこいい。イギリス人て感じがしますね。

月面基地に配備されている迎撃機インターセプターは、機首にミサイルを一発だけ装備。一発しかないから、外したら急いで基地に帰って出直すのかと、当時子供同士で話題になったりしてたっけ。設定では99.9%の命中率らしいんですが、結構外していたような気がします。それに確か核じゃなかったかなあのミサイル。
また、ある日の話で、何発もミサイルを撃っているように見れる場面があって、子供ながらに頭を悩ましていた記憶があります。そういう意味で突っ込みどころはたくさんあるんですが・・・。まぁ、SFですから、エスエフ、えすえふですからいいんですよ。
敵対するUFOのデザインもいい。「円盤」というイメージを払拭したおにぎり型。周囲の小さな反射板のようなものが回転しているし、本体もスケルトンデザイン。飛んでくるとキラキラして綺麗だ。

子供も向けというか大人向けの作品なので、当時小学生だった自分にはわけのわからない話もあったなぁ。放送時間も子供時間じゃなかったと思うので、当時は全部観れてなかったと思う。こんな作品が今回デジタルリマスター!しかも完全版!で放送が始まったのですよ。
期待して第1話を観て、デジタルリマスターで画面がクリアで綺麗になった。月面基地のエリス中尉をはじめ、コスチュームが眩しい。で、完全版とは当時日本での放送時にカットされた部分を再現している。その部分は字幕表示で吹き替えはなしになるのですが、原版の雰囲気も味わえるし、特に違和感は感じなかった。昨日の第1話放送でも2箇所ぐらいそいう場面があった。35年ぶりにわくわくして観てしまった。

全26話。録画忘れがないようにしなくては・・・


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