嵐を呼んで・・・今年で15作目＜歌うケツだけ爆弾＞

今年もお楽しみの、劇場版クレヨンしんちゃんを観て来ました。今年もまた楽しませてもらいました。 

前売り券を買ったときに簡単にストーリーを書いたので今回は割愛するとして、今回はお気に入りはテロリスト集団「ひなげし歌劇団」と、その大総長・お駒夫人。ひなげし歌劇団はお察しの通り某宝塚にある歌劇団を想像していただくとわかりやすい。団員すべてが女性で、すべてがお駒夫人に忠誠を誓う戦闘員でもあるのだ。一糸乱れぬ動きでオーバーアクション気味で迫る歌と踊り。それにゲームのサクラ大戦に出てくる帝国華撃団のパロディもありでかなり楽しめました。

ちょっとネタばれありますので・・・

歌すばらしい。映画のサントラ出たら是非欲しい＾＾。

♪～スターダストレビュー
我が願い流れ星にたくして
スターダストレビュー
手入れたもの　それは黒い太陽～♪

♪～さぁ今、幕を開けましょう　レビューの幕を
さぁ歌いましょう　高らかに　さぁ踊りましょう　華やかに～～～♪

詳しく書くとあまりにネタばれになるから書きませんが、高速道路のカーチェイスは最高でした＾＾；。

この歌劇団の大総長というキャラで歌いまくっているので、声は誰だろうと思っていたら戸田恵子さんでした。アンパンマンの声の人なんですが、歌もうまいんですね。他にガンダムのマチルダさん役や、女優としては新選組！の寺田屋のおかみさんなど出演多数。

対する国際的組織と思われる機関のUNTI（Unidentified Nature Team Inspection）＜ウンツィ＞の長官、時雨院時常の声は京本政樹。抑揚を抑えたこの声は誰だろうと思っていたらこの人でした。意外に声優初挑戦だとか。昔、必殺仕事人の“組紐屋の竜”役で出演してたのがかっこよかったですねぇこの人。この映画の中で野原ひろしが、京本扮するこの長官に向かって「俺の名前、野原ひろしは仮の名前。本当の名前は必殺仕事人、組紐屋の竜だぜっ！」てのには、頭のなかで大笑いしてました。

最近のしんちゃんは家族愛がテーマというのがありありで、苦しみ障害を乗り越えていく野原一家ファイヤーっなんです。劇場版ですからそのくらいのテーマはあっても別に良いと思います。他にも元来のおばかなことも結構盛り込んでますから、この程度なら鼻に付かないからいいですよね。劇場版しんちゃんは、観て泣いてしまう。今年で15作目ということですが、これからも監督が代わっても劇場版はこのレベルを保って欲しいものです。

一番のお気に入りはオトナ帝国の逆襲なんですよね。（いいかげんしつこいか＾＾；）