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憲政記念館《特別展示・政党政治への道》 [時代・新選組]

憲政記念館は議会制民主主義について、認識を高めるために設立されたもので、常設展示の他時々興味深い特別展示をしています。

今回は11月18日~12月10日まで、政党政治への道~議会開幕から本格的政党内閣誕生~が開催中。帝国議会が開設され、「民党」と「藩閥政府」の対立から憲政擁護運動~原敬内閣に至るまで、関連資料の展示がされています。

自分の目的は日露戦争関係の資料を見るため^^。

日本海海戦の時の、バルチック艦隊発見の電報文の本物です「敵艦隊見ユ」。文末の「本日天気晴朗ナレ共浪高シ」の有名なくだりは、秋山真之参謀が付け加えたもの。艦隊発見だけを伝えただけではなく、この文章のおかげで状況が手に取るようにわかるという。天気晴朗は視界良好、砲撃に障害がなく、敵を逃がすことがない。浪高しは海は荒れていて狙いは付け難いが、練度に勝る日本軍に有利。また、波が高いために水雷攻撃はせずに砲戦をもって戦闘を行う。ということがわかるのだそうです。

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またお兄さんの秋山好古の、戦地から子ども宛に出した手紙も展示されています。坂の上の雲にもこの手紙の内容が書かれていて、ここでこの本物の手紙を見られるなんて思いませんでした。どれどれ・・・「土産はないが、捕虜を沢山松山に送る」という内容が書かれていて感激。

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入場無料で、しかも100ページ程度の展示物紹介の小冊子がもらえます。上の2枚の写真はすべてこの冊子から。12月10日までと残り会期は少ないですが、なかなか面白いものです。

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永田町で降りて行ったのですが、ここは民主党本部も途中にあったりして警備の警察官が多く、ちょっと道に迷ってたりすると声をかけられてしまいました。挙動不審に見えたんでしょうな^^;


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