ヨコハマ買い出し紀行が、もう新装版? [映画・テレビ・漫画]
なんでこうツボをついたものが出るかなぁ^^
ヨコハマ買い出し紀行は、1994年~2006年まで講談社の月刊アフタヌーンに連載されたSF作品。時は近未来、舞台は日本の三浦半島周辺。温暖化のせいか海面上昇が続き陸地が徐々に海に侵食され、人間も少なくなってきて静かな滅びを予感させる時代。しかし作品自体にほとんど悲壮感はなく、外見からなにから人間と変わらないロボットのアルファさんが、喫茶店「カフェ・アルファ」を営みながら、人や他のロボットとの日々のかかわりを描いて、静かに人気だった。
アルファさんの素性やその時代の背景は、作品の中で最後まではっきりと描かれず、連載終了後も正式な設定は公開されていません。そのため原作者とは別の作家が、その後の世界を小説で刊行した「小説 ヨコハマ買い出し紀行―見て、歩き、よろこぶ者」もあります。正式の設定が発表されていないので、これはファンが作る「ヨコハマ買い出し紀行」の未来の一つという位置づけです。
さて、話をもどしてこの新装版は、10月23日より毎月2巻ずつ、全10巻の予定で刊行されるとのことで、表紙カバーはすべて描き下ろし、連載時のカラーページはすべて掲載、新装版だけのおまけも収録されるとか。く~、この辺はツボをつかれまくり。コミックスは全巻あるんですが、こういうのは欲しくなっちゃうんですよね^^;
まだ読んでない方には文句なしにお薦めの作品です。
ちなみにこれが小説版。2回読んで2回とも泣かされました^^;。
小説 ヨコハマ買い出し紀行―見て、歩き、よろこぶ者 (KCノベルス)
- 作者: 香月 照葉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10
- メディア: コミック
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